堀江
井戸田 精一
2006年4月15日に堀江を見学しましたので、報告させて頂きます。
北堀江は、この2,3年で大きく変わっています。

今回の見学会の目的は、コンバージョンとリノベーションをした建物を見学しようということでした。
コンバ・・?リノベ?って何ヨ?って方も多いと思いますが、平たく言うとリフォームです。

年を取ってしまったのか、物を大切にすることに執着してしまうことがあるので、この見学会は大阪の町の原動力が体験できる良い機会でした。

当日は、アーバンBLD心斎橋に集合。写真は、リフォームされたエレベータホールです。有名建築家がリフォームしたものだけに、流石、現代を通り過ぎて未来の街に来た感じです。
1階にMACショールームが入り、ipodのイメージがすっきり納まった外観となっています
△心斎橋のリフォーム後の某ビルのエントランスホール
心斎橋からアメリカ村を通って、北堀江に入ると、昭和時代に建てられた堂島の朝日新聞社を思わせる大きなアールのファッサードのビルがありました。
年齢がばれそうですが、意外とこのシンプルさが好きでもあり、素直なビルのデザインにちょっと安心してしまいました。

実際の北堀江のまちは、このビル周辺が難波側の入口で、新たらしいファッションを発信しようとする若者が、ビルならまだ保守的ですが、凄〜いのは、ガレージまでファッションビルにしてしまうほどのPOWERが、炸裂した街になっています。

コンバージョンもリノベーションも、投資目的があってある程度の採算ベースにProjectが進行するといったイメージがありますが、若者パワーは、誰でも自分の世界に引きずり込もうといった印象が残ります。私も結構、いいなー、お洒落やなーっと感じてしまいました。

商売の真髄を貫いている言うしかありません。
△堀江のビル
堀江は、もともと家具屋が並んだ街でしたが、心斎橋では出展するには、テナント料が高いため、新しくお店を立ち上げるため、中心街から少し外れたところでお店を出し始めました。

最近は、ファッション製の高い衣服や雑貨屋などがこの2,3年でテナント数がグンと増え、東京の代官山や原宿に似た雰囲気を作り始めていると言われています。

写真は、ベビー服店の1階部分の外装です。
外壁に張られたブロック状の石には、ベビー服のキャラクターが掘り込まれ、重量感のある石に可愛らしいデザインは、気持ちのいいインパクトと斬新さが残ります。
TOTOの「お尻だって洗って欲しい・・」って感じでしょうか。
一見、新しくできたビルに見えますが、上に少し見えるのが古いビルの外壁タイルです。

ファッションリーダーによるオリジナルコンセプトというしかありません。
△堀江公園に面したベビー服店
倉庫をショールームに変身させた!!

倉庫はそのまま利用し、吹抜けとトップライトを造り、建具に取手や鍵の専門メーカーが自社倉庫をショールームにリフォームした例です。
何の変哲も無い四角い箱に大きな壁を建物中央に建て、吹抜けに階段を設けています。口でいろいろ説明するより行って見て下さい。

アトリエユニオン大阪ショールームHP
http://www.atelierunion.co.jp/showroom/index.html

Simple is Best!は、建物を長く、大切に使う上で最も大切な思想だと感じました。

以上

リフォームは、設計するのも大変ですが、実際の商売はさらに努力をした成果だと身を持って体験する見学会となりました。
△アトリエユニオン