舞州工場

高橋浄


2001年7月7日に当社スタッフ2名にて見学した舞州工場のレポートを前回に引き続き高橋浄が報告いたします。



 独特のデザインのフォサード



 
舞洲工場は、大阪市が1997年3月より建設を進めてきたごみ焼却場で、敷地面積は約3万3千平方メートルで、鉄筋コンクリート7階建て、総工費はなんと約609億円! 日量900トンのごみ焼却と、170トンの粗大ごみを粉砕し、最新技術の導入による最大限の公害防止と余熱利用、屋上に降った雨水などの利用に努めるなど、環境保護に留意したものとなっているということです。
舞洲工場の特徴は何といってもその外観!
ユニークな外観なので大変目立ってます。
阪神高速湾岸線などからあの金色の塔(あれは、ごみを焼却した時に出る煙の煙突なんです)を見かけている人もいるのでは? 

ごみ焼却場とは思えないその建物の造りは、オーストリアの芸術家フンデルトヴァッサーさんがデザインしたものです。

フンデルトヴァッサーさんは独自の一環した思想のもとに活動されてきた方で、その思想は近代建築に対して、「建築の合理主義に対するカビ宣言」を発表し、この中で直線を使った近代建築を痛烈に批判。

   

建築に人間性を取り戻したいというものでした。
(彼は本当に変わった人らしくて、「直線は神への冒涜であり、不道徳である」という信念からズボンやシャツにはアイロンをかけなかったりとか、シンメトリーを嫌って靴下も左右非対称の色を履いていたとか、面白い逸話がたくさんあるそうです)

彼のこういった思想から舞洲工場も、各所の形状には意識的に曲線が採用されており、建物の窓もひとつひとつ全てデザインが違うものにされているとの事。

また、壁面の赤と黄色のストライプは工場の内部で燃焼する炎をイメージし、表現されています。

当日は、時間がなく充分に建物を見れず、残念でしたが、フンデルトヴァッサーさんの建物とその思想の一端に触れることができ、多いに刺激を受けました。

残念ながら、フンデルトヴァッサーさんは昨年の2月に亡くなられましたが、彼の遺作となる作品が舞洲工場の隣に下水処理施設として、現在建設中です。

 
 

   シンボルの塔のアップ

11月7日、天気晴れ、
大阪建築士事務所協会第2支部(東大阪市・八尾市・柏原市)、大阪ガスの招待で当社からは社長と2名で参加しました。

(社長の西尾は支部長を務めているます。)


 


(アクセス)

場所:大阪市此花区北港白津1丁目1番
アクセス:JR桜島駅から市バスで15分

見学の申し込み:電話にて予約
大阪市環境事業局 庶務課 普及係
TEL:06-6630-3121


みなさんもぜひお立ち寄りください。







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